いわずとしれたクラウドサービス「Evernote」は誰もが耳にしたことがあると思います。テキストでも画像でもなんでも保存できるってとても便利!というふれこみで興味を持って初めてみたはいいけれど、イマイチ使いこなせていない方も意外に多いと思います。もちろん、私も例外ではありませんでした。
ノートブックを数百も作っているような上級者が実践している方法をマネしてみたりもしましたが、どうにも良い結果を得られず。結局、Evernote自体を使わなくなった時期もありました。
そんな私が最近になってEvernoteを使うようになりました。その内容を皆さんにシェアしようかと思います。ごく単純な使い方なので上級者の方には鼻で笑われるかもしれませんが、初心者の方には共感を得られるのではないかと思います。

Photo by Paul Beattie
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Evernoteは気軽に使うべきなんだ
まず勘違いしてはいけないのはEvernoteはあくまで道具であり、振り回されているなら本末転倒だということ。あまり考え過ぎるとよろしくないんです。普通の紙のノートに落書きでもするような感覚で向き合うべきサービスなんだということを認識するのがとても大切です。
疑問に思ったことを追記する
くだらないことでも何でも良いのですが、ふと疑問に思ったことをタイトル1行でEvernoteに追記します。緊急性がないのであればできるだけその場では調べないことにします。
思いつきから調べ物をしていくと、調べている内に何を調べているのか分からなくなるときってありませんか?また、同じことを何度も調べたりすることもありますよね。
なので、Evernoteに書き込んだら一旦忘れることにします。そして例えば翌日の朝など時間がとれる時にまとめて、順番に調べていきます。そして、調べた結果を追記しておけば後から見返した時に「あー、そういえばそうだった」と思える訳です。
やらなきゃいけないことを追記する
すぐにやるべきことではないけど、いつかやらないといけないタスクを思いついたら、これまたタイトル1行でEvernoteへ放り込みます。そして、空き時間でEvernoteを眺めるクセをつけるようにすると、タスクを忘れることがありません。
タスク管理というと専用のアプリもありますが、あえてそこまではせずに気軽にEvernoteに書くということが大事なんです。「気軽に」です。
ちなみに、完了したタスクはサクッと消してしまいます。ここで取り上げるのはその程度のタスクだと割り切ってください。
実際にどうやって運用するのか
さて、ここから実際にiPhoneとアプリを使って説明します。登場するアプリは以下の通り。

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私はこの3つのアプリを使っています。
では、具体例を挙げてみますね。先日、知らなかった言葉に遭遇したとき、私は以下のように行動しました。
- 「Tumblr」というワードを耳にしたけど何者?
- Quicaを起動して「Tumblrって何者?」とだけ書いたらFastEverのURLスキームでFastEverを起動。
- Evernoteに送信。このとき、ノートブックを「ATOK Pad」タグを「Inbox」としておく。
- 後で調べてみたら「ブログとミニブログ、そしてソーシャルブックマークを統合したマイクロブログサービスである。」と分かったのでATOK Padで対象のノートに追記する。
- 調査が完了したので「Inbox」のタグは取り除いて「解決済」というタグをつける。
このようにして「Inbox」タグがついているノートを空き時間で整理しています。
ちなみに、私の場合はFastEverはホーム画面に置いていません。なので、ドックに鎮座しているQuickaから作業を始めます。もし、FastEverがホーム画面にあるのであればQuickaの部分は省略してもいいと思います。
もし、Quickaを使うのであればFastEverのURLスキーマを事前に登録しておく必要があります。
fastever://?text=<@>
ATOK Padは本来、テキストエディタなので少しイレギュラーな使い方かもしれませんが、Evernoteとの同期スピードが軽快なのでストレスなく作業ができます。オススメですよ。
まとめ
Evernoteは気軽に使えば誰にでも活用できます。気軽にです。挫折した方もあきらめないで実践してみてください。
Evernoteは大変有名なサービスなので、著名なブロガーさんたちも色々な活用法を公開して下さっています。参考にすれば、よりEvernoteライフが満喫できるかもしれません。
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