前回はRSSを全文化させる記事を書いたんだけど、今回はその延長。
Googleリーダーでスターをつけた記事を自動的にEvernoteに送るようにするのだ。
たとえば、Flipboardで気になった記事にスターを付けると、自動的にEvernoteに記事内容がクリッピングされるようになる。

Photo by Jachin Sheehy
スポンサードリンク
そもそもReederはEvernote連携できるよね?

カテゴリ: ニュース
AppStoreで詳細を見る
絶賛愛用中のReederにはEvernoteへ送信する便利な機能があるんだけど、以下の点で不満がある。
- ノートブック、タグが指定できない。
- タイトルフリックで送信できない。
けど、今回登場するIFTTTというサービスを使えば、
あとで読みたいと思った記事のタイトルをフリックするという単純なアクションでEvernoteにクリッピングできる。もちろん、ノートブックとタグを指定することも可能だ。
IFTTTとは?

GoogleリーダーとEvernoteの連携を実現させるために今回利用するサービスが「IFTTT」。
ソーシャルサービスの自動連携を実現してくれるサービスなのだ。すごい。
IFとか出てきちゃってちょっとプログラミングちっくだけど、誰でも分かるようなインターフェースになっているのでご安心を。
IFTTTのアカウントをつくる
まずはIFTTTのサイトでアカウントをつくる。「Join IFTTT」をクリック。

ユーザ名、メールアドレス、パスワードを入力してアカウントを作成する。

レシピをつくる
さっそくレシピをつくってみよう。IFTTTにサインインした状態で画面上部の「Create」をクリック。

レシピの構文が表示される。まずはトリガーとなる「this」の部分を設定する。

これでもかといわんばかりに色々なサービスがあるね。
今回は「Googleリーダーでスターを付けたら」というのが契機なので、Googleリーダーを選ぼう。

トリガーを選択できるので、「New starred item」をクリック。

「Create Trigger」をクリックすればトリガーの登録が完了。

次に、トリガーが引かれた場合のアクションを定義する。「that」をクリック。

ここがポイント。
下のスクリーンショットを見ればわかるけど、Evernoteが用意されている。しかし!このEvernoteを指定してはいけない。確かにノートは作られるけど、とても読めたもんじゃない。
快適に読む事ができるノートを作成するには、メール送信でEvernoteにノートを作成する必要がある。
よって、ここではGmailを選ぼう。もし、Gmailのアカウントを持ってないひとは普通のEmailも用意されているからそちらを使う。

アクションはひとつだけ。「Send an email」をクリック。

メール設定のポイントは2つ。
- メールアドレスはEvernoteのノート作成用のメールアドレスを指定する。
- 必要に応じてタイトルにノートブックとタグを指定する。
下の例でいうと、「クリップ」というノートブックに「SmartEver」というタグを付けている。こうすることで、SmartEverで参照できるようにノートを作ってくれる。

ちなみに、Evernoteのノート作成用のメールアドレスは、Evernoteのアカウントの概要で確認できる。@m.evernote.comってやつね。

最後にこのレシピの説明概要(自分で分かる内容)を入力すれば、レシピの完了。

以上で完了。
今すぐノートを作ってもらいたい
これで、ReederやFlipboardなどでスターをつけると、Evernoteにノートが作成されるようになるんだけど、数分のタイムラグがある。
もし、今すぐにノートをつくりたいなら、レシピのメニューにある「Check now」をクリックすれば、即時実行してくれる。

まとめ
IFTTTを使えばGoogleリーダーでスターを付けた記事を自動的にEvernoteへ送信できる。気になった記事のクリッピングに最適だよ。
全文化されていないと途中で記事が切れちゃうので、前回の記事内容もぜひ実施してほしい。
スポンサードリンク