iPhoneのアプリは終了させたつもりでも、基本的にはプロセスが残っている。そのため、メモリーが逼迫して動作が「もっさり」してきたり、アプリが不安定になる場合がある。
まだiPhoneを買ったばかりのころ、知人に次の作業を定期的にやったほうが良いと教わった。
- ホームボタンを2回押す。
- なんでもいいからアイコンを長押し。
- Xボタンを連続タップ。
正直面倒だったが、そういうものなのかと盲信していた。ちなみに知人はこの作業を「鬼タップ」と命名していた。
ところが、世の中には私のようにモノグサな方がいるらしく、メモリークリーナーというジャンルのアプリが存在することを知った。最近ではもっさり解消 for iPhoneとかサクサク for iPhone 改あたりが人気があるようだ。
いずれも、プロセスを殺すことまではできないが、未使用のメモリーを解放してくれる効果がある。
ただね、メモリークリーナーごときで、ホーム画面の貴重な領域を占有するのはもったいない。アプリのアイコンは2画面以降に追いやりつつも、ドックまたは通知センターから起動する方法はないものかと、模索していたんだよね。
そこで、これならいける!と思わせてくれたのは「iMemoryGraph」と「Quicka」の連携。「鬼タップ」が面倒だなと感じている方には参考になる情報かと思うので、ぜひ一読してみてほしい。

Photo by pernillarydmark
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URLスキームに対応しているアプリは?
ホーム画面にアイコンを置かずに簡単に起動するには、アプリがURLスキームに対応していればなんとかなる。URLスキームを用意してくれているメモリークリーナーといえば、iMemoryGraphだ。

カテゴリ: ユーティリティ, ビジネス
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ちなみに、iMemoryGraphは無料アプリだが、メモリークリーナーの機能は85円でアドオンの機能を購入する必要がある。イナズママークのボタンが使えるようになるぞ。

参考サイト
iMemoryGraphのURLスキームは?
iMemoryGraphのURLスキームは"iMemoryGraph://"だが、一発でメモリークリーンしてもらうためには、
iMemoryGraph://go
というURLスキームを使う。
QuickaからiMemoryGraphを起動する
Quickaは簡単にいうとランチャーアプリ。URLスキームがわかればどんなアプリもQuickaから起動できる。私はQuickaをドックに入れて、いくつかのアプリを起動している。すげー便利だぞ。

カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
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では、QuickaにiMemoryGraphのURLスキームを登録してみる。
Quickaを起動して、右下の追加ボタンを押す。

「URLスキームを追加する」を選ぶ。

先ほどのURLスキームを入力する。

Quickaに登録したアクションをタップすれば、iMemoryGraphが起動して、すぐにメモリークリーン作業を行ってくれるはずだ。

別解
Touch Icon CreatorやaHomeIconを使って同じことを実現する方法もあるらしい(未検証)。Launch Center、Launch+でもいけるみたい。なるほどねー。
まとめ
QuickaからiMemoryGraphを起動すれば、一発でメモリークリーンを実行できる。iMemoryGraphをホーム画面に置かなくてもいいのが嬉しい。
「鬼タップ」に疲れた人は、ぜひお試しあれ。
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