今回の記事は、iWorksアプリからGoogle Appsへ送信したときに、日本語のファイル名が文字化けする問題を解消する、というかなりマニアックな内容。申し訳ない。
自分の備忘録にするとともに、もし、同じように困っている方の参考になればいいな。

以前どこかで書いた気がするけど、私はWindows、Mac、iOSというマルチな環境でお仕事している。なので、いつでもどこでも極力同じように作業できるようになっていないと困るわけだ。
とりあえずの課題は、iOS環境でのOfficeドキュメントの取り扱い。現状、Microsoftのオフィシャルなアプリが存在しないので、四苦八苦している。
Google Appsをベースにした運用を考えているんだけど、iOS用のGoogle Driveはまだまだ発展途上。そこで、補完するためにKeynote、Pages、Numbersも併用する。iPadでOfficeドキュメントが作れれば、パソコンを使う場面が激減するからね。
スポンサードリンク
iWorksとGoogle Driveの連携
そもそも、iWorksアプリにはエクスポート機能が備わっている。送信先にはGoogle Driveアプリを選択することができるから、手っ取り早い、というか自然だよね。
ところが、iWorksからエクスポートしたファイルをGoogle Drive(1.2.0)に受け渡すと、日本語を含むファイル名は文字化けしてしまう。

OTIXOを使う
この文字化け問題は、おそらく今後のバージョンアップで解消されるんだろけど、暫定的な対処として、OTIXOというサービスを使う。
OTIXOは複数のクラウドサービスにおいて、ファイルをやり取りできるようにしてくれる便利なサービスだ。まずは、このウェブサービスにアカウントを登録して、Google Driveを使えるようにしておく。

そしてポイントは、iWorksアプリから出力する際には「WebDAVにコピー」を選ぶこと。接続先には
https://app.otixo.com/webdav
と指定しよう。

ユーザー名とパスワードを入力してサインインすれば、Google Driveの保存先が選べるようになって転送できる。
理由はまったくもって不明だが、この手順なら日本語を含むファイル名でも文字化けしない。めでたし、めでたし。
ちなみに、OTIXOの無料アカウントは転送量が250MBまでという制限付き。有料アカウントになれば無制限になるという仕組みだ。
私はあくまで暫定的な対処と考えているので、有料会員になることはないだろうな。早く公式アプリが直ってくれないかしら。
まとめ
iWorksアプリからGoogle Driveへ送信する場合は、OTIXOを使えばファイル名が文字化けしないぞ。Google Driveが進化するまではOTIXOでやりすごそう。
for iPhone

カテゴリ: 仕事効率化
AppStoreで詳細を見る
for iPad

カテゴリ: 仕事効率化
AppStoreで詳細を見る
スポンサードリンク