iPhone5になってから、一部で急激にバッテリーが減るようになったという報告があるようだが、概ね問題ないようだ。
ただ、iPhone4Sと比較してもバッテリー容量はそれほど増えているわけではないので、最低でも毎日充電する必要はある。
ヘビーな使い方をすれば、1日もたないことも普通にあるから、モバイルバッテリーは今後も必要なアイテムであることに変わりない。
突然だけど、ローム、アクアフェアリー、京都大学が開発している水素燃料電池って知ってる?なんでも、電池革命と呼ばれるほどの代物で、来年にはスマートフォン向けに製品化されるそうな。

スポンサードリンク
そもそも水素燃料電池ってなにさ
まず、今までの電池は蓄電するのが前提。乾電池は使い切り、充電池は繰り返し蓄電できる。
一方、燃料電池は電気を作り出すことができるという点で、これまでの蓄電池とは大きく異なる。水素と酸素を科学反応させて電気を起こすんだってさ!
燃料は水素化カルシウムと水
水素化カルシウムをチューインガム程度の大きさに固形化して、水を合わせることで、5Whrの電力を発生させる。
電気を生成する際に、ガスなどはいっさい発生しない(水蒸気が出るらしいが)。 廃棄するときも一般ゴミとして捨てられるので、地球に優しいのだ。
20年の長期保存が可能
乾電池やリチウムイオン電池は使ってなくても常に放電しているので、電気の量が徐々に減っていく。しかし、今回開発された水素燃料電池は燃料を劣化させない工夫がされていて、なんと20年以上もの長期間の保存ができる!すごいぜ!
スマートフォン用の水素燃料電池が登場する
ローム、アクアフェアリー、京都大学は、この水素燃料電池の小型化に成功。スマートフォン向けのモバイルバッテリーとして、2013年に販売する予定という。
幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN」にて出品される予定なので、現物を見たい人は参加してはいかがだろう。
スポンサードリンク